JIS認証支援センター
よくあるご質問
Question
JIS認証と言われても、なかなかイメージがわかないのですが?
01
Answer
JIS規格を知らない日本人は(ほぼ)いないと思われます。JIS認証の取得は、クライアントに対して品質管理がきちんと行われている調査会社であることをアピールできるお墨付きとなります。
JMRA会員社であれば、すでにPマークは取得されていることでしょう。実際にやることは「Pマーク+アルファ」とご理解いただければよいと思います。
02
クライアントから特に認証取得を求められておらず、公的統計業務にも参入していないため、あまり必要性を感じないのですが?
外資系クライアント(特に欧州系)では、ISO 20252(JIS Y 20252と同等)の認知が進んでおり、国際的に普及してきています。今後はGDPRや改正予定の個人情報保護法対応のためにも、より有用性が増すと見込まれています。
認証取得には一定の時間を要することから、クライアントから要請を受けて着手していたのでは遅れをとってしまいます。早期に取得する方が、差別化ポイントになると期待されます。
また、そもそも社内システムの標準化・効率化に取り組むことは、ミス・トラブルの予防につながり、PDCAサイクルを確立する上で有用ですし、危機管理対策の一環としても意義があるものです。
03
JIS Y 20252は「製品・サービス認証規格」だそうですが、他のJIS(ISO)規格とは異なるのですか?
04
小規模な調査会社にはハードルが高く、認証取得は難しいのではないでしょうか?
ISO 9001やISO 14001が組織全体のマネジメントシステムを審査・認証するのに対し、JIS Y 20252(=ISO 20252)は、調査サービスのプロセスを監査し、その管理の適切さを認証するものになります。また組織全体ではなく、適用宣言を行ったサービス領域や業務のみを認証します。
ある意味では、そのようなサービスを生み出す力量を認証しているとも言え、対外的な意味合いはほぼ同じと考えて差し支えありません。
まさに、当センターがその点をサポートさせていただくことになります。
小規模な会員社さんであっても、調査業務を進めるための手順やマニュアル、チェックリスト等は、最低限そろっているものと思います。JIS認証取得に足りない部分(文書管理システム構築など)を補い、最適な認証区分や適用宣言範囲をご提案して、必ず認証取得につなげます。